デジタル絵に挑戦です!

日誌

今日は、映像機材や現場の話ではなく、「絵」のお話です。

我々は、見ての通りの「映像」制作部ですが、スタッフの みかん は絵の勉強を学校でしていたということで、「Wacom One 液晶ペンタブレット13」が1台、会社のデスクにあります。おかげ様で、これでちょっとしたイラスト等が描けるようになりました。今のところ、もちろん映像がメインなので、頻繁に業務で使うわけではありませんが、自分が今までやってきたことが仕事でも生かせる環境にあるのは、とてもありがたいことだなぁと思います(ボス、ありがとうございます~!)。

しかしながら、私は今までずっとアナログ絵畑の者だったので、実は、デジタルで絵を描くのはこれが人生初でした。
やはり、アナログとデジタルは描いている“感じ”がちょっと違うんですね~!使用するソフトやアプリにもよるんだろうと思いますが。ちなみに、ボスが「ひとまず、これでいいんじゃない?」と紹介してくれたソフトが「Adobe」の「Fresco」というソフトだったんですが、すごくしっくりきたので、今もこのソフトを使用しています。

一番最初の仕事は、A.PRODUCTIONのホームページにあるシステム相談のページで使う素材作り。このページに使われているイラストは、オリジナルになります(一部除く)。まず、下絵をFrescoで描きました。完成イラストは「マットな形の集合体」というようなイメージをしていたので、その下絵をillustratorに持って行き、パスを描いて完成させました。

今、ふりかえると、Fresco内で全て完結できるのでは…?(笑)と思うのですが。ただ、デジタル内で作業が完結するのが最大のメリットだなぁ、と感じた体験になりました。

以前は、ちょっとひと手間かかっていました。例えば、2021年の案件で、喫茶店・カフェのプロモーションビデオを制作したのですが、そこで一部イラストを使いました。その時はまだ、デジタル絵が描ける環境では無かったので、紙とペンを使った、本当に ザ・アナログな作業でした。

紙に描かれた絵を、写真で撮ったりスキャンするなりしてデジタルデータにし、それをさらにPhotoshopで編集して、やっと使える素材になる… という感じでした。アナログも、アナログならではの作業のしやすさと描きやすさがもちろんあります。とは言え、最終的にデジタルデータとして納品するので、デジタルでの作業で完結できるのは効率的ですよね。

また、デジタルを使って感動したのは、みんな口をそろえて言うでしょう、レイヤー機能です!素晴らしい…使いやすい!もっと早く知りたかった~!という感じです。

絵の具などの重なりを考えながら描くことは、アナログの時と変わらないので、その頭のまま描けますし、各レイヤー毎の縦横などの比率の調節・大小の調節ができるのも、下書き作業がとても楽になって便利です。写真素材などをもとにして描く時も、透明度の調節によるレイヤー機能が生きますね。

あと消しカスなどのゴミが出ないので、掃除もしなくていいです。

とまぁ、挙げだしたらキリがないですが、デジタル絵に挑戦してみて本当によかったなぁと思います。自分の使える道具や技がちょっと増えました。まだまだ使っていない機能などがあると思うので、学びながら、精度をあげていきたいなぁ、と思う今日この頃でございます。

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