フラメンコ舞台撮影の巻
つい先日は、下北沢で舞台撮影でした。
—何の?かというと、フラメンコです。(Wikipedia)
フラメンコの舞台を生でご覧になられた事がない方も多いかと思いますが、とにかくかっこよく、美しく、よく知らなくても熱くなれ、引き込まれていく舞台です・・・本気でおすすめです。ミュージカルともバンドとも俗に言うダンス舞台ともちょっと違うんですよね。 自分的にはROCKやHIPHOPと同じ匂いを感じています。(個人的な勝手な解釈です。)
*新宿にはショーが見れるレストランもありますよ。→GARLOCHI
そして今回の主役は、フラメンコの中でも独創的な踊りや舞台プロデュースをしている”松風ユリヤ“さん。
https://www.facebook.com/people/Matsukaze-Yuriya/100008264916099
テーマは、かぐや姫。
舞台後方で2カメ、ステージ上・下に1台づつ、計4カメの収録でした。
音は、ステレオマイク+LINEをPCMレコーダーで収音。(念のため、PAさんにもレコーダーは回してもらう。)
当たり前の話なんですが、とても堅くいきました。
ポイントは機材とかではないのです。
踊り子、ミュージシャンの生き様を捉えること、舞台の空気を撮る(録る)こと。
よってカメラの台数はあえて4台までにしました。
ここを増やそうと思えばいくらでも増やせられます。ただ、それがいい事なのかどうかという話です。
こういうアーティスティックなドキュメンタリーな現場で一番重要な機材は・・・というと、自分的は間違いなく”三脚”と答えます。
自分の思い通りに動かない三脚では、人の本気は撮れないのです。 (ヘッドのお値段はそこにある、と思ってください。)
皆さんも機材を揃える時の重要度(お金のかけ方にも比例する話)は、まずは「三脚」とお思いください。間違っていないと思います。
機会があれば現場でその答えをお教えします。
そして、音に関してはゼッタイにマイクです。
機材SHOPに行く機会があればちゃんと視聴したほうがよいですよ。
本件では、当方が編集もやるので、アウトプットをよーくイメージして現場に臨みました。
具体的にはカメラマンのパフォーマンスを最大限に発揮する、という事に注力しました。その為に必要な機材の準備。事前テスト、などなど。そんな感じです。
今回は、ステージカメラと後方正面のカメラで小型モニターを設置。お互いの動きを確認しながら=編集のイメージをしなからワークをしました。
またロスのない動きも志しました。
尚且つ言葉のコミュニケーションもあるに越したことはないので有線のインカムも使いました。(PROTECH FD-400A)
SDI/インカム用BNC(3C)をかなりの距離引きました。
仕込みに時間はかかるし、荷物も増えるし、なんせ重いし・・・ですが、これらが必要な現場だったのです。
仕上がりはまた公開出来る日が来ると思いますので、今しばらくお待ちください~
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