VTuberさん案件、増えてきました。そして日々の学び。
最近、VTuberさんが絡んだ案件がちょっとずつ増えているなぁと実感しております。我々、「VTuber」というものにそんなに詳しいわけではありませんが、映像でお困りとあらば、こういう案件も日々こなしているのです。
弊社が運営しているミニスタジオ「BLACK BIRD STUDIO」に来た案件の一つがまさにそうでして。最近、VTuberさん×お笑い芸人さんのインターネット番組の収録が始まりました。お笑い芸人さんはスタジオから、VTuberさんはオンラインからの参加、という形で収録しています。今は収録だけですが、今後はライブ配信もありえるかもしれませんね。
スタジオ案件以外でも、VTuberさんのイベントの現場もあったりします。
リアル会場+有料配信、どちらのお客さんもとても盛り上がっているようでした。
そしてこういう時、企業さんの記者会見や決算報告会、セミナー、講演会、シンポジウムなどの現場でのノウハウが生きたなぁと実感するのです(我々、基本的にはこのような現場が多いのです)。「リアル会場の参加者」と「Zoomなどのオンラインからの参加者」の、いわゆる「ハイブリット」型の現場。技術サイド的には、リアル会場とオンライン会場の2現場を同時にこなしているようなものです。
このような現場の時、特に何を重要視しているのかと言いますと、「音の回路」ですね。
オンライン参加者用の音の回路、リアル会場参加者用の音の回路、マスター(REC)用の回路。最低でも3つの音の回路を組みます。これをうまく組まないと、ハウリングの原因になり、会の進行の妨げになってしまいます。とても気をつかうところです。
で、この「音の回路作り」が、VTuberさんが絡んだ案件でも生きるのですね~。
つまり、例えばVTuberさん用の音の回路、お客さん用の音の回路、マスター(REC)用の回路、を組みます。これでハウリングなく、リアル会場とオンラインのやりとりがスムーズに行われるようになります。
また、パソコンからの映像信号がシステムの中に絡んでいるという点でも、今までやってきたことが生かされていますね。
講演会やセミナーなどでは必須アイテムでしょう、パワーポイント資料。PCからHDMIで画(PPT資料)を抜き出して、例えば登壇者(カメラ画)とPPT資料の合成画面を作ったりします。ただ、我々が普段使っている業務用カメラの映像信号と、PCからの映像信号は、実はちょっと違います。スイッチャーが映像信号をちゃんと受け取れなかったりすることもあるのです…。それを、専用の機材を使って信号をととのえる(そろえる?)、という一工夫が必要なのです。
VTuberさんの映像をPCやiPadから抜き出す時も同じです。
ちなみに、VTuberさんの現場はやはり「合成」で色々と学ぶことが多くあります。これはまた、別のブログでご紹介できたらと…思います。
こんな感じで、お互いの現場からこちらも色々と学び、次の現場へ生かしあっております。
映像の世界は学びが多いです!
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