4Kスイッチャー V-600UHDを生配信番組で使ってみた!

ライブ配信, 技術, 機材, 現場

ようやくこの日が来ました。Rolando V-600UHD 実践投入。

発売から約半年(くらい!?)、これまでなかなか出番がおとずれなかったこのスイッチャーですが、
ついに、満を持して、現場初投入、でいきなり生配信番組で使用しました。
眠れる獅子が目を覚ましましたよ。

それはこんな番組でした。

💎ナナカラット Asami さんのYoutubeチャンネル あさみんチャンネル
【WEB特番】女子会トーク【12/15@渋谷オーケストラに向けて】
Official site: ナナカラット OFFICIAL SITE
Officia Twitter: @nana_carat

スペシャルゲスト
🎹ピアノ Keikoさん
Official site: 大嵜慶子(Keiko)
Official Twitter: @keicocopiano

🎻バイオリン 星野沙織さん
Official site: Saori HOSHINO’s Website
Twitter: @saoriviolin

 

女子会トークでわいわいと、1時間があっという間でしたw

 

 

 

 

 

 

 

改めてスイッチャーのご紹介。

RolandoV-600UHD

★あつあつポイント。
・従来の HD ワークフローの中に4K映像を取り込めるULTRA SCALER搭載
・4K カメラ 1 台から最大 8 台分のカメラ映像を抽出!まじ!?
この機能をROIと呼ぶらしいです。
なんといってもここでしょう。
今回の現場では、4Kから3枚の画を切り出しました。

CH2に引き全体の画、CH3に下手ズームの画、
CH4にセンターズームの画、CH5に上手ズームの画、
CH1に静止画・VTR、それだけです。

 

インプット2の4K信号を、CH3~5でも使いますよ~の設定画面。

 

トリミングは、ジョイスティックとノブで簡単に設定できました

 

HDにダウンコンバートして最終出力(配信はFHD/30p)
4Kのまま出力するか、ダウンコンバートするか、は端子ごとに設定できます。

 

 

システムはとてもシンプル。カメラは1台だけ。(SONY PXW-Z280 4Kで駆動。)
       

カメラは4Kで駆動。HDMIで4K出力。スイッチャーV-600UHDに1本入れるだけ。
あとは、静止画・VTR出しでノートPCをHDMIで接続。(出しソフトはGRANDVJ2)
音声はワイヤレスマイクx3波、BGM用のiPad→ZOOMの小型ミキサー→XLRでV-600UHDに入れ、映像とエンベデッド。
それを、1.配信のエンコーダー(LiveU-Solo)、2.レコーダー、3.演者返しモニター —それぞれへ出力。

★あつあつポイント2
4K映像をリアルタイムに扱っているので、どうしても2~3フレームの画の遅れが生じます。
それをV-600UHDの内部機能のオーディオディレイで補正。

お次は、DSK。(ダウンストリームキーヤー)

画面の左上にロゴを出したかったのですが、リアルタイムの操作性を重視して、配信ソフトではなくスイッチャー段階でかぶせる必要がありました。そこでルミナンスキー(明暗でキーを抜く)を使用。
画像の白を一発で、しかもかなり綺麗に抜いてくれました。

その画像はUSBスティックで直読み。

それをCH7にアサイン。
それをルミナンスキーで抜き、全体にかぶせました。

 

V-600UHDのウルトラスケーラー機能を使えば、この手の現場もスタッフ1~2名体制で行えるというのが実体験より証明されたと思います。はい。

 

ナナカラットAsamiさんの今後のご予定。

★2019年12月15日(日) 渋谷ストリームホール
「スペシャルワンマンライブ」
ナナカラット史上最大の挑戦!!
http://nanakara.com/schedule.html

また、その当日の様子をA.PRODUCTIONチームで撮影させていただきます。

その後でも、また企画番組がやれたらいいですね♪

 

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